2015年度冬公演



「四角い揺籠」
作・演出 今井祥子

昭和元年に創業された風呂屋“沢の湯”の看板を下ろした元店主・沢木耕太郎は、
使われなくなった脱衣所のコインロッカーで一儲けしようと考えるが、
そこに"ある異物"が投げ込まれているのを発見してしまう・・・
酒・金・女の三大悪癖で一家を混乱させ、日本を代表するルポライターになると言って消える耕太郎。
デモと芸術活動に邁進し、留年を繰り返し放校されたことを親に隠し続ける青年。
沢木家に出入りする借金取りと、彼を愛する女達。
そんな女と飛行機を愛する少年。

「世界大戦より前のさ、星のように墜落してった飛行機が好きだな」

【昭和90年】の寂れた街の一角を舞台に、燃えながら堕ちていく、あるいは飛ぶことすらできずに地べたを這いずり廻る人々が揺れ、泣き叫び、嘘を重ねながらも絶望感を笑い飛ばそうと暴れ藻掻くポジティブ活劇。


公演日程・会場

●公演日程2015/11/13(金)~2015/11/15(日)●
駒場小空間(東京大学駒場キャンパス内多目的ホール)

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