作演
「作」と「演出」という二つの役職を合わせてこう呼びます。一人でやることが多いのですが、公演によっては「作」と「演出」を別の人が行うこともあります。
「作」という仕事は名の通り脚本を書くことです。そして「演出」としての仕事は役者稽古に立ちあって演技の指導をすることや、各スタッフに劇を演出する上での要望を伝え脚本のイメージを伝えられるように劇団全体をまとめることです。
その劇がどのようなものになるかは作演の考えによって左右されます。それゆえに責任はとても重いですが、その分達成感ややりがいが圧倒的にあります。劇をつくるという事はすべての演出の裏側に自分の描くものを潜ませ、自分の思い描く世界を作り上げていくことです。
自分の劇＝世界を創り出したいという野望に燃えているそこのあなた、作演をやってみてはいかがですか？